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2015/07/11(土) 第10回 磐梯高原猪苗代湖マラソン(福島県)

昨年初めて出場したこのレース。陸連公認レースではないし、交通規制はなくて公道は歩道を走るし、信号にも止められる。途中に砂利道あり砂浜ありのハチャメチャなコース。でも、各給水所では、地元のおばさんに 柄杓で頭から冷水をかけてもらって生き返り、コース沿道のサポートの暖かみを感じた大会だった。
昨年のブログはこちら。

今年の大会にも申込開始直後にエントリー。しかしその後、同日に東京で研究会の予定が入っていたことに気付いた。ボストン留学時代の仲間との研究会で、1年で最も楽しみにしている研究会の1つだったので、一旦は、レースを欠場して研究会に参加することに決めた。

ところがその後、このレースが今回の第10回で最後になるらしいとの噂を聞いて、研究会よりも大会を優先する決断をした。というのも、昨年の大会に来てみて驚いたのだが、この大会の大会実行委員長は、地元の開業医(N医院院長)だった。どうしても、N先生に直接お話を伺いたかった。

レース前日午後は、久々に有給休暇をとって、学生時代にお世話になった裏磐梯(福島県)のペンションへ挨拶。昨年は、レース後に立ち寄るつもりだったが、気温30度超のフルマラソンを走った後に立ち寄る元気はなく断念。そこで、今年は前日に訪問。オーナー(元 国体選手)ご夫妻とお話しして、お互いに20年以上の時の流れを感じながら、昔話に花が咲いた。
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約20年ぶりに五色沼(毘沙門沼)にも立ち寄った。
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で、今回のメインイベント。大会の前夜祭では、乾杯の後、大会実行委員長であるN先生にご挨拶して、お話を伺った。町民のボランティアスタッフは年々増加しているとのこと。ただ、ここに詳細は書かないが、いろいろと苦労話を伺って非常に参考になった。最後に、『先生も、やってみたらいいよ』と言われたので、『やってみたいと思っているんです』とご返事した。医師として、あと30年くらい働くつもりなので、将来的には僻地の病院で働くことになるかもしれない。そんなとき、町を盛り上げるイベントとして、レース開催という選択肢もありうるので。実際にやるかどうかはともかく、ノウハウを訊いておくことは重要。
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レース当日は、ほとんど日陰のない炎天下のコースに、昨年同様、後半はペースダウン。磐梯山のスキー場たちに見守られながら走る。
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長い上り坂を登り切って下ると猪苗代湖の雄大な眺め。
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地元の子供たちやおばさんたちのサポート。
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砂浜あり
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砂利道あり
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35kmを過ぎてから左下腿と両内転筋が攣ってしまった。レースで本格的に筋肉が攣ったのは初めての経験。今年の仙台は、レース数日前まで朝晩は半袖では寒いくらいの気候だったため、急な暑さに脚が対応できなかったのか。
それでも『ここで歩いたら、このまま国立競技場が建てられてしまうぞ。』と自分に言い聞かせながら、なんとか歩かずに完走。
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タイムは4時間17分で、自己ベストから49分遅れ。
昨年よりも20分長く 楽しませてもらった。
今年も、地元の皆様に感謝、感謝。靴は泥だらけ。
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P.S. 後日談;その後、私の思いが通じたのか、7/17には、新国立競技場に関して「ゼロベースで計画を見直す」と首相が会見。まだどうなるか分かりませんが、経緯を見守りたいと思います。
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# by bostonmarathon | 2015-07-11 23:59 | マラソン

5/10(日)仙台国際ハーフマラソンの走り方

1年前に書いた記事をupdateしました。今年もコースは昨年と同じです。
特に、初めて出走されるランナーの方の参考になれば幸いです。
(本日、帰宅したら、仙台国際ハーフの案内・ゼッケンが届いていました。)
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遠方からお越しになった方にも、仙台の街を気持ち良く走っていただきたいと思い、コースについて自分が考えていることをまとめました(私のハーフベストタイムは89分)。

5/10(日)仙台国際ハーフマラソンのスタートまで、あと2週間。今から走力を上げるのは難しいですが、以下の3点をおこなえば、多少なりとも、本番でラクに走れると思います。
 1) レース前の金曜と土曜の夜は、十分に睡眠を取る。
 2) コースの試走(特に15km地点からゴールまで)。
 3) 本番では、15km地点を中間点とみなして、そこまでは体力温存。
   余力があれば15km以降で全力を出し切る。

コースマップはhttp://www.sendaihalf.com/course/
以下に各区間の説明です。

<給水について>
5カ所ある給水所には、それぞれ複数(例年5つ)のテーブルがあります。最初のテーブルにランナーが集中しますが、混雑を避けて、2つ目や3つ目のテーブルに回り込んで給水しよう(最初のテーブルに並ぶ必要はありません)。

【スタート~5km地点(大橋)】
全般に、緩やかな上り。スタート直後は混んでいるので、流れに任せて。ヒトの間を縫って前に出ようとするのは、糖質・筋持久力の浪費。ここで200人に抜かれても結構。あとで300人抜けばいい(抜き返さなくてもいいけど)。
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青葉通りのケヤキ並木(4km地点付近)。ここは木陰のオアシス。

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青葉通りから西公園通りを横切って、大橋へ下る道は、私が仙台で一番好きな道。

【5km地点~10km地点(青葉通りと東二番丁の交差点)】
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大橋を渡った向こうには青葉城址。正面には上り坂がみえますが、レースのコースは真っ直ぐに上らず、道なりに右へカーブ。200mほどで平地になるので我慢。

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新緑から深緑に変わる時期の定禅寺通り ケヤキ並木は、コースのハイライト(撮影した4月末は芽吹いたばかりですが、レース当日には深緑に変わっていると思います)。定禅寺通りケヤキ並木の東端で折り返し(7.7km地点)。市街中心部は沿道の応援も多いので (また、市内在住の方なら見慣れた景色なので)、苦なく、気持ちよく走れると思います。

【10km地点~15km地点(コボスタ宮城の東側 ローソン手前)】
8km地点すぎから15km地点までは、全体として下りなので、ペースアップし過ぎないよう注意。15km地点の先にあるアップダウンに備えよう。15km地点が中間点のつもりで。また、10~17km地点までは、ほとんど日陰がなく炎天下なので、きちんと給水を取りましょう。
このあたりから辛くなる方も多いと思いますが、試走をして、この先の風景を見慣れていると辛さが軽減します。

【15km地点~18.6km地点(大和町4丁目交差点)】
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ローソン前を東へ左折すると、JR跨線橋(往路)のアップダウン。上りさえ耐えれば、その先はしばらく下りだ。

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右手にNISSANの看板が見えたら、次の信号で左折して卸町方面へ。卸町公園前折り返し(17.6km地点)までは緩やかな下りと平地。

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卸商センター前交差点で右折して、左手にコンビニ『サンクス』が見えたら、次の信号を越えた最初の中央分離帯が卸町公園前折り返し。折り返して、18km地点(卸商センター前)が最後の給水所。

【18.6km地点~ゴール】
大和町4丁目交差点(18.6km地点)を右折して、新寺通りを西へ向かう。ここからはラストスパートだ。
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19km地点の先には、最後の上りとなるJR跨線橋(復路)。『萩の月』の看板に向かって進もう。跨線橋を下って、ローソン前を北へ右折すると、ゴールまで1km弱。

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陸上競技場に入り、400メートルトラックを3/4周すると、泣いても笑ってもゴールライン。笑顔でゴールしましょう。皆様の健闘をお祈りします。

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写真は、2012年の仙台国際ハーフマラソンの写真。高橋尚子さんがゴール目前のランナー達にハイタッチ。こんな経験を通して、ランニングの裾野が広がっていくのだろう。50歳近くなりスピード持久力が落ちてきたので、私の今年の目標タイムは 92~94分の予定です。


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# by bostonmarathon | 2015-04-27 23:59 | マラソン

Stanford建築紀行

3/9~12 シリコンバレーのベンチャー企業 と Stanford University を訪問。
到着日の午後は、Stanford Univ.のキャンパス内を軽くjog。
あまりに広大なキャンパスに、2時間ほどのjogでもキャンパスの半分しか廻れず。約15kmのラン。キャンパス内のほとんどの建物は、スペイン風でオレンジ色の瓦屋根。
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とにかく広いキャンパス。

今回の一番の楽しみは、Stanfordにある"Foster + Partners"の作品2つ。
1) Center for Clinical Science Research (1995 - 2000)
http://www.fosterandpartners.com/projects/center-for-clinical-science-research/
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南からのView。
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ルーバーが、強い日差しをほどよく遮る。
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北からのView。
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2棟から成る建物の中庭で一休みすると、カリフォルニアの強い日差しの下、ルーバーを通り抜けた風が心地よい。

2) Clark Center (1999 - 2003)
http://www.fosterandpartners.com/projects/clark-center-stanford-university/
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よく建築雑誌に載っている 北からのview。
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建物の曲線美。好き嫌いが分かれるが。
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ミーティングを行った Clark Center 1階からの眺め。


ちなみに、現在建設中のApple本社の新社屋も、"Foster + Partners"の設計。その工事現場にも立ち寄ったのだが、周囲は塀で囲まれていて、中の様子を伺い知ることはできなかった。
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アップル新本社社屋を設計、ノーマン・フォスター氏が語る円形ビルの理由
2016年完成予定のAppleの新社屋を上空からGoProで撮影したムービー

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# by bostonmarathon | 2015-03-13 23:50 | アート & 建築

3/1~6 SDL2015

今年もSDL2015@smtが始まった。
運営スタッフやサポートしている教員の皆様、本当にご苦労様です。
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今年は所用のため、午後からの観戦。SDL2013の時と同様、会場に着いた時には既に、ファイナリストの作品は最終審査のために搬出されていて観ることができなかった。自分なりのファイナリストを選ぶことも楽しみのひとつなので、ファイナリストが決まる前に作品を一通り見ることができない年は、なんか気持ちが入り込めない。土曜日も、審査員以外にも開放していただけると有り難いのだけど。
以下、会期中、随時、メモを書き足していきます。 

= 3月1日の感想 ==============================
6F→5Fの順に駆け足で約500点を眺めて3時間半。ファイナル(公開審査)が始まった15時以降は、展示会場は閑散としていて、ゆっくりとポートフォリオを読みながら建築模型たちを観ることができた。今年は、一般成人や子供だけでなく、高齢者を主役に据えた作品が増えたような気がする。
作者の意図を十分理解できない作品も多いですが、以下、気になった作品。

001 「再繋の橋」;分断された街の治療は永遠のテーマ。今年も、駅によって分断された街を対象に選んだ作品がいくつかあったが、この作品が一番心地良かった。東西に分断された街をアーチで繋ぐことで、境界を作ることなく繋げようとしている。模型にヒトや電車を配置して、東西のコミュニティを繋げている様を表現しても良かったかもしれない。
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100 「Color-full」;同じものを見ても、人によって違う色を見ていたり、同じ人でも見方によって違う色に見えたりすることを再認識させられる体験型の作品。
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018 「跡地のこれから -1964年丹下健三設計・香川県立体育館の解体と再編-」;取り壊しの危機に直面している香川県立体育館を題材に、躯体に関しては 屋根の構造のみを変更することで、建築空間の価値を再定義(再生)しようとする案で、興味深い。模型も細部まで良く作り込まれていたし。そういえば、2/22の東京マラソンの際、外堀通りから、法政大学55/58年館の勇姿をまだ見ることができて嬉しかった。
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117 「重層する借景」;大きい建物だけど、中に入ると小さい空間の連続。コンセプトとしては面白い。
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148 「建具室礼亭 -たてぐしつらいてい-」;壁のないサッシュの建築。引き戸を使うことで、自由に間取りを変えられる 流動的な賃貸住宅の提案。
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126 「本の社」;居心地の良さそうな図書館。暗闇に室内の照明の明かりが漏れるさまを描いた絵が素敵だった。
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182 「『たまり』のある風景」;毎年ある居場所系の作品。心地よさそうな溜まりが散在。
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327 「谷中の途とひとつながりの邸 -独居老人のためのシェアハウス-」;地域で高齢者を支える空気を持った通りというか住居というか。
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297 「音態(おとざま)の調律 -騒音社会における住空間の再編-」;音態を調律することで、ヒト・街・建築をお互いの気配でつなげようとする試み。本日いちばん気に入った作品。
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子供たちが自由に声を上げられるよう 騒音量の大きい場所に幼稚園を配置したり、街の音を拾うような構造をした空間を作ったり。

339 「恐い、幸せ -活断層による新しい軸の挿入と、それに伴う都市の再編成-」;活断層を可視化させて、都市の軸とする。防災の面からも、悪くない案だと思う。
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245 「風景を彩る -by botanical city-」;今ひとつ 作品のコンセプトを理解できないが、出来上がった模型の風景は好き。
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067 「parametric element」;平面のスラブを折り曲げて作ったユニットが裏と表の空間を分けて、さらに、ユニットを連結することで動線を作る。もしかすると、軽量で耐震性の高い 新しい建築工法に発展させることができるのでは?
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064 「新しい過去」;耐震性の問題で建て替えが検討されている被曝建物『広島アンデルセン』のランドマークとしての再生。1月に現地を観てきたばかりの建物なので、他人事とは思えない。過去を保存するアイディアとして素晴らしい。
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この写真は今年1月に撮ったもの。この建物の2F部分を 新築する建物の1Fに移設保存する、というのがこの出展者の案。
*先日 広島を訪れた時の広島建築紀行はこちら

292 「窓辺から広がる暮らし」;様々な表情の窓。窓を介して室内外を結ぶ空気を表現している。
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482 「ひとつの正方形からはじまる京都の再編」;京町家を残すための試み。よく分からなかったけど。
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494 「フェミトピア -アイドル生活か刑務所生活か-」;『女子アイドルと女子受刑者の共同生活』という 一見 突拍子もないテーマだが、ポートフォリオを読むと、仮面をかぶったアイドルと仮面をとった受刑者のどちらが本当に幸せであるか、考えさせられる作品。ファイナルに残して、Discussionしてもらいたかった作品。
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5Fの展示を観ている最中、南側ホールのモニターに流れていたファイナルの中継に、基町高層アパートが登場していたので、このプレゼンだけはじっくりと観た。結果的には、この"091「都市の瘡蓋と命の記憶 -市営基町高層アパート減築計画-」"が日本一を取ったようだが。私にとって、この基町アパートは、1月に広島を訪れた際に行った建物の中で、最もインパクトが強く、忘れがたい建物群だった。

ファイナルの中継@smt 5F。
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ファイナルの中継@smt 1F。
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= 3月2日の感想 ==============================
夕方なんとか時間を作って、19:30からの会議の前に、昨日観られなかった上位10作品などを観に行った。職場から会場のsmtまでクルマで5分で行けるのが助かる。
昨日はスルーしたけど 本日 興味を引かれた作品もいくつかあった。

091 「都市の瘡蓋と命の記憶 -市営基町高層アパート減築計画-」;昨日も書いたが、この基町高層アパートは1月に広島を訪れた際に行った建物の中で、最もインパクトが強く、忘れがたい建物群だったので、注目されたことは嬉しい。ただ、(ファイナル審査での質疑応答をすべて聴いた訳ではないので、私が十分に理解・咀嚼できていないのかもしれないが)減築という概念は、なんかしっくりとしない。
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250 「Black Market Dicipher」;建築や街にヒトが居着きたくなるような 溜まり場の作り方が上手。いい写真を撮れていないので、説明が難しいのですが。
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539 「身体住居_T邸」;自身の身体スケールを落とし込んだ自邸の提案。落ち着ける空間になるのか、窮屈な空間になるのか、興味がある。
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168 「文字と建築」;文字のアウトライン(輪郭)の線を、設計図面の線に置き換えることで空間表現をする試み。私には、理解できそうで理解しきれない作品だったが、非常に意欲的な作品だと感じた。
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199 「青の世界 -ブルー・ツーリズム推進拠点-」;周囲から遮断された既存の水族館とは異なり、水槽を自然環境に配置して回廊で繋ぐプラン。建物の内と外を反転させるようなコンセプトの作品は毎年みられるが、本作品には興味を惹かれた。
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全国から集まったケンチク学生の皆さん、お疲れ様!
来年も楽しみにしています。
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以下は、過去のSDLの感想メモへのリンク。
SDL2014の感想 各年ごとに気に入った作品はあるけど、全体としては、ここ数年で一番楽しめたSDLだった。
SDL2013の感想 防災に言及した作品も多かった。
SDL2012の感想 大震災翌年のSDL。作る側にも観る側にも、震災の体験が多少なりとも影響していた印象を受けた。
SDL2011の感想 会期中の3/11に東日本大震災が発生。

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# by bostonmarathon | 2015-03-01 23:00 | アート & 建築

東京マラソン2015

自己ベストの3時間28分でフィニッシュ。
別府大分毎日マラソン2016への出場資格も得ることができました(来年も出場基準に変更がなければ)。
コース沿道やネット上でのご声援ありがとうございました。また、運営スタッフやボランティアの皆様に感謝いたします。
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# by bostonmarathon | 2015-02-22 23:40 | マラソン

Re-visit 東日本大震災 津波被災地(仙台市沿岸部)

毎年この時期に放送される 阪神淡路大震災関連のTV番組を観ていたら、市内沿岸部のことが気になってきた。特に、中野小学校、日和山。
宮城野区蒲生まで往復32kmのラン。約1年ぶり?の蒲生。

東北薬科大学病院を越えたあたり(沿岸から5km)から、津波被害の痕跡に迎えられる。
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ここが住宅地だった痕跡は、もうない。

久しぶりに登頂した日和山(日本一低い山)。
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蒲生干潟は、まだ再生していない。
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沿岸から市街地を望む。震災前にあった松林も住宅地も無くなり、奥羽山脈まで一望できてしまう。
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一本松。
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往路で見付けられなかった中野小学校。
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復路で見付けた。既に更地になっていた。

このエリアの復興は、まだまだ道半ば。
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# by bostonmarathon | 2015-01-18 17:00 | 震災・災害現場

1/10-11 広島建築紀行

昨日は、安佐南区八木地区の土砂災害現場を訪れて、自然災害の恐ろしさをあらためて実感した。今朝は2時間ほどランニングがてら、建築物を回る。
(右下がりの写真が多いですが、未補正です。)

「広島アンデルセン」(1925年;長野宇平治さん設計)
ネオルネサンス様式。建物内に入ると、自然光(?)が降り注ぐ吹き抜けの天井が素敵。
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「旧日本銀行広島支店」(1936年;長野宇平治さん設計)
カチッとした感じ。この時代の銀行建築にしては、ゴテゴテしていない。
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「広島医師会館」(1969年;日建設計)
広島県医師会と広島市医師会が入居している。南側からの2Fメインエントランス と 西側道路からピロティを通って入る1F入口 とを繋ぐ 吹き抜けロビーの片持ち階段が、いかにもモダニズム。好み。
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「レストハウス」(1929年;増田清さん設計)平和記念公園にある被爆建築。
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「広島平和記念資料館」(1955年;丹下健三計画研究室)
シンプルで力強いモダニズム建築。1Fの柱には、(どっちが先か分からないが)名古屋大学 豊田講堂のように、コンクリートに木目模様が付いていた。
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「原爆ドーム」(1915年;ヤン・レルツさん設計)
戦後20年以上経った1966年に、永久保存が決まった。現在、3年に一度の健全度調査を実施中のため、足場に囲まれていた(2015/3/31までの予定)。
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「基町スターハウス」(1960年頃;????)
三方向に突き出した構造のアパート。1950年代に全国に建てられたが、残っているものは少ないらしい。ここも、もう入居者は居ないようだった。
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「基町・長寿園高層アパート」(1972-1978年;大高建築設計事務所)
本日の大当たり物件。ダイナミックな建築群の1Fはピロティになっている。基町ショッピングセンター部分の人工地盤による歩車分離など、建物群というより、「都市計画」といった印象。(短時間で、十分には堪能できなかったけど、)ここを体感できただけでも今回,広島に来た甲斐があった。広島城のお堀のすぐ西側にある。
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遠景からは分からないが、1F部分はピロティになっている。サービスコア(階段、EVなど)の造形は丁寧に作り込まれている印象。
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基町ショッピングセンター内。
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「広島城」(1589年、1958年再建;????)
この天守閣から、基町のアパート群を観てみたかった。
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「広島市立原小学校」(1873年;????)
昨日の大当たり物件。安佐南区八木に向かう途中で、たまたま見付けて、アールデコ調のタワーに目を奪われた。左手にある体育館の屋根の形状も興味深い。
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今回は、余裕がなくて、事前にあまり調べられなかった。また、時間が限られていたため、行った建物も十分には観きれなかった。他にも、行ってみたい建物はあったし。
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原爆ドームそばに、オシャレなカフェがありました。
帰りは新幹線で、広島―仙台 6時間の旅。

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# by bostonmarathon | 2015-01-11 17:00 | アート & 建築

土砂災害現場、震災遺構など

1/10朝、空路で広島入り。15時頃からの研究会の前にラン。
安佐南区八木の土砂災害現場を訪れて、あらためて、自然災害の恐ろしさを実感した。

快晴の下、市内のホテルから北上。11kmほどで、TVで見慣れた県営住宅が見えてきた。
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JR可部線の踏切を越えると、まだ壁に泥が付いたままの家や壁面がブルーシートで覆われた家が現れた。そこから県営住宅のほうへ急な坂道を上り、絶句。
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発災から4カ月以上経ち、崩壊した家屋や土砂は除かれているが、大量の土砂が通った道は幅広い更地の帯になっており、無残にも潰された乗用車とともに、土石流の威力を実感させる。立ちすくんだ。東日本大震災後に、仙台市内沿岸部で見た風景が蘇った。
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見に行って良かった。
行く前は、住民の方に不快な思いをさせることを少し懸念した。しかし、東日本大震災の後、ひとりでも多くの人に、TVの映像だけ理解するのでなく、被災した現場を体感しに来て欲しいと思っていたので、ためらうことはなかった。やはり、現地に行ってみて、(ある程度片付いてきた今でも)TVの映像や新聞記事とは違った衝撃を受け、心が揺さぶられるのを感じた。

市内に戻って、原爆ドーム~平和記念公園付近を走ってから研究会へ。

東日本大震災の震災遺構については、存廃の議論が続いている。個人的には、大震災/津波の被害を後生に伝えるため、南三陸町防災対策庁舎のような震災遺構をいくつか残すべきと思う。本日、土砂災害現場を訪れて、あらためてそう感じた。ご遺族の感情や維持費用など様々な問題があるが、一旦壊してしまったら もう元には戻せないので、慎重な判断が必要。あの原爆ドームだって、永久保存することに決まったのは、戦後20年以上経った1966年。

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# by bostonmarathon | 2015-01-10 23:59 | 震災・災害現場

2014/11/23 神戸マラソン ~阪神・淡路大震災の記憶を未来へ伝える節目の大会~

11/23 神戸マラソン「20年目のありがとう」は、実行委員会の思いの詰まった 震災復興色の強い大会だった。
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スタートセレモニーは、阪神・淡路大震災, 東日本大震災, 土砂災害, 御嶽山噴火など国内外の自然災害の犠牲者に黙祷を捧げて始まった。そして、仙台南高校音楽部合唱団と地元2校の生徒たちによる合唱。実行委員会会長の挨拶では、阪神・淡路大震災から20年の節目を迎え、復興を遂げた神戸の街を国内外に発信するとともに復興支援に対する感謝の気持ちを述べていた。そして、東日本大震災など被災地にエールを送りたい、と。東北のことも忘れないでいてくれているんだなあ、と感じた。
神戸新聞記事

一方で、被災当事者以外の方の中には、温度差を感じた方もいらしたかもしれない。ランナー受付では受付直後に「阪神・淡路大震災 写真展」と「復興の歩み20年」を見せられ、また、全ランナーにスタート時のメモリアルグローブ着用(*1)をお願いされたりして、少し鬱陶しく感じたかもしれない。しかし、これくらいのことをしないと、当事者以外の方に感謝の気持ちを伝えるのは難しいのかもしれない。

今回、初めて神戸マラソン(*2)を走ったが、阪神・淡路大震災は私の誕生日と同じ日に起こった一生忘れることのできないイベントでもあり、また来たいと思った。レース中も、ふと気が付くと震災復興のことを考えていたり、他のレースとは異なる経験だった。
運営スタッフ・ボランティアの皆様、ありがとうございました。また、沿道の熱い声援にも感謝。

さて、東日本大震災から20年後に、仙台の街でも、このような思いの詰まった大会を開催することができるだろうか。
仙台国際ハーフを特別大会として行うか、それまでにフルマラソンに発展させるか。

*1) 復興の象徴の花でもある「ひまわり」をイメージした黄色のメモリアルグローブを着用して、スタートセレモニーの際に、ランナー全員が一斉に手を掲げて「感謝と友情」の花を咲かせよう、というプロジェクト。そのアイディアには皆 共感すると思うが、フルマラソンを走る際のウェアや小物には使い慣れたものを使いたいので、グローブ着用のお願いに戸惑ったランナーもいたのではないかと思う。
でも、この写真をみると、皆やって良かったと感じるでしょう(朝日新聞HPから)。
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*2) ほぼ初見のコースだったが、実は、2011年夏に学会で神戸に来た際、一度コースを試走している。今日走ってみて、当時の記憶が一部蘇った。2011年の時は、長田の辺りでマラソンコースから外れて火災の被害を受けたエリアに立ち寄ったが、新しい集合住宅が立ち並び、どこが被災した場所か分からなかったので、通りかかったお婆さんに確認した。復興しているように見えたのだが、お婆さんの話では、住人の多くは入れ替わり、コミュニティは崩壊した、とのことだった。

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# by bostonmarathon | 2014-11-23 00:00 | マラソン

神戸マラソンのランナー受付

快晴の下、2014/11/23 神戸マラソン「20年目のありがとう」の受付@神戸国際展示場へ。
まさか、ランナー受付の後、こんなに涙を流すことになるとは...。
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受付の先は「感謝と友情ゾーン」
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「阪神・淡路大震災 写真展」
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食い入るように写真を見ているこの子は、震災当時まだ生まれていなかったんだろうな。
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水がないためなす術もなく、ただ炎を眺める消防士の無念さ。記録が語るメッセージの重さに涙が溢れた。

「復興の歩み20年」
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明石海峡大橋の完成が、阪神・淡路大震災よりも後だったとは知らなかった。

受け取ったプログラム・資料の中には、地元の小学生からの直筆メッセージ。
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『ありがとう。がんばるよ。』

瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」 by 日本燐寸工業会
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東日本大震災の被災地からも、南三陸町「及善蒲鉾店」などが出店。笹蒲鉾は午前中に売り切れそうな勢い。
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受付に先立ち、朝食後、スタート地点確認のため軽くJogした際、震災関連のモニュメントをいくつかみた。南三陸町防災対策庁舎をはじめ、東日本大震災における震災遺構の保存については議論が続いているが、メリケン波止場が語りかけてくるメッセージは大きかった。

神戸市役所「マリーナ像」
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大震災で倒れた際に壊れた時計は、その時刻を指したまま。

メリケン波止場(神戸港震災メモリアルパーク内)
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明日は、2つの大震災に思いを馳せて走ろう(他にもいろいろ大災害はあるけれど)。

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# by bostonmarathon | 2014-11-22 11:30 | マラソン