建築家の皆さん、どうなっているの?(新国立競技場)

素人目には、一体どうなってるの?と感じる。
こんなことは言いたくないけど、なんか、ウンザリ(本当は、期待しています)。
素人にも分かるように、構想から構造まで説明してくれる建築家はいないのかなあ。
(デザインだけでなく、構造計算も重要であることは、素人でも分かる。)

日本スポーツ振興センターHP 『2013年09月30日【重要】「国立競技場建替えに関するよくあるお問合せ」を更新しました。』によると、
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これまで、「国立競技場将来構想有識者会議」において、将来構想や
「新国立競技場基本構想国際デザイン競技募集要項」等について
審議を行い、これを踏まえて、別途設置した審査委員会において
最優秀作品の選定(2012.11)を行って参りました。現在、
フレームワーク設計(基本設計に向けた条件整理等)を行っており、
「国立競技場将来構想有識者会議」に諮った上で基本設計に着手する予定です。
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とのこと。


最優秀作品の選定(2012年11月)の後、2012年11月15日の第3回 国立競技場将来構想有識者会議でZaha Hadid Architects案が最優秀賞に選ばれたが、この案に対して、計画の規模や周囲との調和、そして建築費などの面から、疑問や批判が多くあがっている。これらの疑問・批判に対して、審査委員会の審査委員長であった安藤忠雄さんから、国民へ十分な説明がなされないのは私もおかしいと思う(この点については、以前から、多くの建築関係者がネット上で指摘している)。

一方、決定から1年近く経った頃から、建築界の大御所から、以下のような動き。


槇文彦さん
『新国立競技場を問うシンポ、槇氏の問題提起受け10月11日に』

内藤廣さん
『内藤廣が新国立騒動にもの申す「ザハに最高の仕事を」』
審査委員の一人であった内藤さんが自身のHPで述べた『建築家諸氏へ』の内容は、納得できるものではある。

伊東豊雄さん
そして今回2014/5/10『「五輪 改修国立競技場で」 伊東豊雄氏ら代替案公表へ』

「最優秀賞決定から1年半も経ってからあがいても、もう遅いのでは?」、「旧い建物の保存運動もそうなんだけど、もっと早くなんとかできなかったのか?」という気もするが、5月12日に伊東さんがどんな代替案を提示するのか楽しみではある。

国内の多くの建築家が、『アーキエイド(東日本大震災における建築家による復興支援ネットワーク)』 として、東日本大震災後早期から被災地に入り、今も復興支援を続けてくれている姿を知っているからこそ、また、建築が好きだから、建築家には頑張って欲しいと思う。

今回のような国家プロジェクトの構想・立案に、ゼネコンだけでなく、建築家も幅広く意見を出せるシステムの構築に期待したい。新国立競技場の計画は、建築家のチカラの及ぶ範囲をこえており、政治力が決定権を支配しているのかもしれないが。

何を書いているのか、書いている自分でもよく分からなくなってきた。審査委員長が出てきてきちんと説明し、事態を収拾させて欲しい。Hadidさんに気持ち良く仕事をしてもらおう。ただ、もしHadid案の基本設計すらまだできていないなら、実現不能なのかもしれない。それなら早く代案を!


5月17日 追伸①:今日は、図らずも、国立競技場内をのんびり散策することになった。ポールには会えなかった。Take care!
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5月17日 追伸②:5月12日に伊東さん提示した代替案に対して、建築界がどのように反応したのか、素人には全く分からない。

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by bostonmarathon | 2014-05-11 22:00 | アート & 建築

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