初めての沖縄 那覇市内建築紀行1
2013年 06月 28日
夕方でも気温30度超と蒸し暑いため、軽いjogでも一気に大粒の汗が噴き出す。
まずは、『ホテルタイラ』。
設計:アトリエ・ナカソネ, アトリエ・アイ(仲宗根 宗誠、阿井和男、渡辺 邦夫)
ここは、沖縄で最も旧いビジネスホテル。
・エレベーターの場所など、フロント付近のレイアウトは昔から変わらない。
・現在 1Fの喫茶があるスペースは建設当初は駐車場だったが、その後、駐車場を潰してロビーが拡張された。
・1F, 2Fの一部は、以前は喫茶だったが、今は居酒屋になってしまった。
あまりにいろいろと訊いていたら、「もしかして、開業当初にココに泊まったんですか?」と訊かれた。沖縄は初めてと返答。
次は、『久茂地公民館(旧 沖縄少年会館)』跡地』。
設計:仲宗根 宗誠?
解体されたとは聞いていたが、GoogleMapのストリートビューでは、まだ解体前の姿を見ることができた(那覇市久茂地3-24-1)ので、僅かばかりの期待を持って行ってみた。しかし、やはり更地になっていた。現在は、那覇市の公用車の駐車場。
この建物とその保存運動については 以下のURL参照。
http://kumojicivicforum.wordpress.com/building/%E6%B2%96%E7%B8%84%E5%B0%91%E5%B9%B4%E4%BC%9A%E9%A4%A8%E3%81%A8%E3%81%AF/
旧い建物が保存されなかったのは残念だけど、かといって、全ての建物を保存することもできないので、最後は、所有者に委ねるしかない。
『自由民主会館』 数少ない沖縄本土復帰前の建物。
設計:国建(仲宗根 宗誠)
ここから、国際通りに抜けて、南西へ。
『沖縄県庁 行政棟』
設計:黒川紀章
『那覇市役所』
設計:国建?
http://www.city.naha.okinawa.jp/kikaku/sintyousya/kensetu/index.htm
『那覇バスターミナル』
設計:国建
国道331号線をさらに南下。
『沖縄県立武道館』
設計:環設計・設計集団閃・アトリエNOA(沖縄県立武道館設計JV)
『古い木造家屋』
今日 那覇市内を見た限りでは、古い建物も新しい建物も、2階建ての一軒家も含めて、その多くはRC造であった。木造が少ないのは資材調達が難しかったから?
「初めての沖縄 那覇市内建築紀行2」へ続く。
*本ブログ上の情報について。
今回初めて訪沖するにあたり、建築物に関するまとまった情報を得ることができず苦労しました。本ブログの情報が、今後 沖縄を訪れる建築好きの方に多少なりともお役に立てれば幸いです。ただし、私は建築の専門家ではありませんので、設計者の情報などネット上で集めた情報を鵜呑みにしている場合もあります。各自でご確認下さい。
by bostonmarathon | 2013-06-28 22:00 | アート & 建築