本日の展覧会「メタボリズムの未来都市展」
2011年 09月 18日
わざわざ仙台から行った甲斐があった。
13:30-15:30 第1回シンポジウム『メタボリストが語るメタボリズム』
菊竹清訓さんら 80歳を超えるメタボリストらスピーカーの生の声に感謝。
その黎明期の熱気を感じた。
16:30-18:30 第2回シンポジウム『メタボリズムという政治』
八束さんと東さんの対話が噛み合わない。磯崎新さんが登場し、話の内容の不十分さに
苦言を呈する。
シンポジウム終了後、オーディオガイドも借りて「メタボリズムの未来都市展」を
2回目の鑑賞。ゆっくり2時間。シンポジウムを聞いた後で観たら、1回目よりも、
展示に当時の躍動感・生命感を感じた。
ところで、帰仙して、妻に「メタボリズム展に行ってきた」と言ったら、案の定、
「メタボ?」という反応。 Metabolismは『新陳代謝』の意味。
建築の『メタボリズム』は「環境変化に応じて新陳代謝がうまくいく状態」を指すのに対し、
医学の『メタボ(メタボリック症候群)』は「新陳代謝がうまくいっていない状態」を指しており、
まったく逆の意味。
(2012年1月追記)
2011年12月26日に菊竹清訓さんが逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。
by bostonmarathon | 2011-09-18 22:00 | アート & 建築